Sightline Winter 2005 内容紹介
Editorial 論説 P6---P7
エジプトの劇場で、上演中に火災が発生して100人以上の死傷者を出し、32人の死者を出した。多くの犠牲者を出した要因として、非難口が2箇所あったが
装置の一箇所は、舞台の美術セットが置かれていて塞がれていたとされている。
それに対する行政の対応などが論評されている。
脱皮
劇場にかかわる技術者などの待遇について、貸し館とカンパニーを抱えている
レジデンスシアターとの比較などを紹介、論評している。
舞台空間
各種形態の劇場舞台空間で、有名な劇場人の活動などが紹介されている。
ABTTと新しい劇場、(The Sage Centre)の関わりについても紹介されている。
ウエストエンド劇場の将来
100以上の歴史があるウエストエンドの劇場群の近代化について、シアタートラストがレポートをセミナーで発表している。そしてデリーテレグラフやシアタープロジェクトのメンバーがこの問題を討論している。
The Sage,
劇場セイジはニュウキャッスルの南、ゲイツヘッドのタイン川のほとりに建てられている。この劇場は横長の錫板が張られた巨大なテントのようなカバーの中に三つの建物がハウスインハウスで建てられている。
このような非常にユニークな劇場について詳細に述べられている。
A five-sided notebook:1996 - 2001
P18---20
劇場セイジのホールUについて、1996年から2001年の間に議論研究された5面壁から10面壁にいたる劇場空間の設計過程が備忘録的に紹介されている。
国立大学 ニュウキャッスル エイポン タイン (1834年創立)のダンス
専門の建築物について紹介されている。この建物は九つの国立ダンス機関のすべてのダンスの開発などに関りについても紹介されている。
Practically perfect
P23---P24
(Wanted:2 children for a
Practically perfect
NANNY)
二人の子供のおばあさん役を募集したときに使われた言葉。
ブリストールポストより
プリンスエドワード劇場で上演されたミュージカル“メリーポピンズ”のコンピュータ化された舞台装置や、音響、照明について、バックステージツアーのように、ステージマネージャーのバーバラ エイフラーが紹介している。
Summer surprises P25---P27
(筆者が何も無いような夏の終わりに思いがけない素晴らしい事に出会った)
シアタートラストのサリー・マックグレースがハンプシャーにあるHangar Farm
Arts Centerの古い(17世紀)木造建築を、楽屋・ボックスオフイス・リハーサル室・ホワイエアなどを備えた小さなパフォーマンススペース(133席)として使っていることを紹介している。
What goes around P27---P28
シアタートラストの役員ピーター・ロングマンがスカーバラ市(イングランド北西部)界隈の劇場の創造集団と論議する。
Technical Focus P30---P31
テンションワイヤーで作られた高所のスノコを紹介。
このテンションワイヤー式のスノコが経済的にも安全性の面でも効果的だと実施例を紹介している。
Corporate Manslaughter Bill
法人格の事故致死に関する法案を、労働党が2001年の選挙のときにマニフェストで示したが、それが2005年3月23日に法制定されたことにかに関する諸問題が紹介されている。
そのほかに、劇場やそれに類するエンターテイメントの場所に関する展望や、ABTTの爆発物に関する輸送と貯蔵に関する規制のアップデートについてついても紹介されている。