JATETフォーラム2013/14

3.11以降の劇場・ホールを震災対応調査から考える
─劇場・ホールにおける防災・安全・技術(その3)─

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開催概要

日時:
2014年1月29日(水)13:00~17:45
会場:
座・高円寺2(座・高円寺 地下2階)
JR中央線「高円寺」駅 北口を出て線路に沿って新宿方向に徒歩5分
参加費:
1,000円(資料付き)学生無料、当日会場での支払い

JATET FORUM 2013/14 は終了しました。
たくさんの方のご参加、ご協力、ご支援 ありがとうございました。
資料集の内容はこちら(JATET誌 No.74)

プログラム

開会、概要説明、会長挨拶 (13:00~)
第1部:
劇場・ホールにおける震災対応に関する調査報告と提言 (予定時刻 13:10~14:20、発表者は変わることがあります、敬称略、以下同様)
1) 劇場・ホールにおける震災対応に関する調査
  (東京都市大学工学部 勝又英明)
2) 計画の震災を踏まえた公共ホールのサステナビリティに向けて
  (仙台高等専門学校 坂口大洋)
3) 舞台機構設備の震災対応の提言
  (JATET 技術委員会 機構部会 部会長 桂川潤次郎)
4) 舞台照明設備の震災対応の提言
  (JATET 技術委員会 照明部会 部会長 加藤憲治)
5) 舞台音響設備の震災対応の提言
  (JATET 技術委員会 音響部会 副部会長 中川堅司)
第2部:
震災後の施設計画と文化活動(14:35~16:15)
1) 上田市交流・文化施設ホール 天井の耐震性
  (株式会社 梓設計 構造部 小林裕明)
2) 文化芸術による復興への取り組み
  (仙台市市民局文化振興課長 細井 崇久)
3) あっぱとっぱの演劇祭 ~2011年の夏~
  (いわき演劇プロジェクト 高木 達(劇団青年座))
4) 復興事業と文化施設の再生 -釜石中心部の復興計画から考える-
  (東北大学大学院 小野田泰明)
第3部:
これからの施設を考える(16:30~17:45)
1) POST東日本大震災、超少子高齢化社会へ向けてこれからの劇場・ホール施設を考える (仙南芸術文化センター(えずこホール) 水戸雅彦)
2) 3.11 以降の劇場・ホールを考える (日本大学理工学部 本杉省三)
3) パネルディスカッション
水戸雅彦、本杉省三、高木達、小野田泰明 / 司会進行 勝又英明
懇親会:
カフェ「アンリ・ファーブル」:座・高円寺2階(4,000円):18時頃開会

開催趣旨

東日本大震災によって被災地域の人々の生活は根本から崩壊してしまい、文化施設・文化活動においても、多大な被害をもたらしました。各地で発生した大小さまざまな客席天井材落下を受け、国土交通省は建築基準法施行令の改定を行うことになりました。一方、少子高齢化、生産拠点の海外流出、産業構造の激変など大きな社会環境の変化を背景として、公共文化施設もまた大きな岐路に立たされています。福島の状況は、常に意識しなければならない課題です。そうした背景の中、そもそも文化活動が目指すべき活動目標、その施設在り方、震災に対する物理的・人的な備えなどについての見直しが迫られています。
震災後、本協会では文化施設を対象に施設の被災状況、その後の修繕・改修や危機管理の改善等について、全国的なアンケート調査とヒアリング調査を継続的に行って来ました。震災から3年近くを経て様々な立場の人が考えていること、提案したいこと、行っていること、そうした幅広い意見、パネリストの報告を基礎として、これからの文化活動・施設をどのように組み立て、計画して行くべきかなどの課題を共有、考える場としたいと考えております。

主催:
公益社団法人劇場演出空間技術協会
共催:
公益社団法人全国公立文化施設協会
後援:
文化芸術による復興推進コンソーシアム

問合先:公益社団法人 劇場演出空間技術協会

〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3-8-6 第一古川ビル
TEL:03-5289-8858
FAX:03-3258-2400

会場アクセス

JR中央線「高円寺」駅 北口を出て徒歩5分